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インプラント

インプラントとは

インプラントとは、チタン製の人工歯根を顎の骨に埋め込む治療法です。
抜歯などによって歯を喪失した際に、適用される歯科治療と言えます。
インプラント治療が開発される以前は、歯を喪失すると、ブリッジや入れ歯を入れる他ありませんでした。
しかしながら、これらの装置は装着感がそれほど良くなく、周りの歯や歯茎などに悪影響を及ぼしてしまうという欠点もありました。
そうしたブリッジや入れ歯の持つ欠点を見事に補っているのが、インプラントです。
なぜなら、インプラントは本物の歯と同じように、顎の骨に歯根を埋め込むことができるからです。
骨に埋め込まれた人工歯根は、ゆっくりと時間をかけて骨と結合していきます。
その結果、歯根も歯冠も人工のものなのですが、食事の際、本物の歯で噛んでいるのと変わらないような感触を取り戻すことができるのです。
また、入れ歯は使用し続けることで、顎の骨が溶けていってしまうことがありますが、インプラントではそのリスクが軽減されます。
費用は少し高くなりますが、インプラントを埋め込むことで、毎日の食事が楽しくなり、人生そのものが豊かになるかと思います。

インプラントの手術法

1.1回法と2回法

インプラントには、大きく分けて2つの手術法が存在します。
1つは2回法と呼ばれるもので、文字通りインプラントの手術を2回に分けて実施します。
具体的には、1回目の手術でインプラント体を顎の骨に埋め込みます。
その後、切開した歯肉を縫合して、フィクスチャーが骨と結合してくれるのを待ちます。
期間は6~24週間程度です。
インプラント体と骨が結合したことを確認したら、2回目の手術に移り、アバットメントと上部構造を装着します。
こうしてようやく、インプラント手術が完了するのです。
もう一つの手術法は1回法と呼ばれ、こちらも文字通り1回の手術で全ての処置を終えてしまいます。
手術を1回で済ませてしまうので、インプラント体とアバットメントが元々一体化された1ピース型のインプラントを使用することもあります。
ちなみに、上部構造も当日に装着してしまう方法を即時負荷と呼び、大幅に治療時間を短縮することができます。

2.2回法が主流

上記の説明だと、1回法の方が優れた手術法のように感じますよね。
時間も手間もかからず、その日の内に手術が終わってしまうのですから、そう感じるのも当然です。
けれども、現時点では2回法が一般的なインプラントの手術法となっています。
その理由としては、やはりチタン製のインプラント体が歯槽骨に固定するまでに、数か月はかかってしまうからです。
インプラント体の固定を待たずして、アバットメントや上部構造をはめてしまっても、結果的には治療の失敗へとつながってしまいます。
もちろん、患者さんの歯槽骨が丈夫で、形態も密度も1回法に耐えうるものであれば、わざわざ2回法を選択する必要はありません。

インプラントの治療手順

STEP1 診断と治療計画

インプラント治療では、最初の診断と治療計画が非常に重要になってきます。
なぜなら、患者さんの体の状態によっては、インプラントを埋め込めないこともあるためです。
そこでまず、問診によって全身疾患がないかなどを確かめます。
また、口腔診査を行って、お口の中に異常がないかなども調べます。
そして、インプラント治療を行う上で、最も重要と言えるポイントが患者さんの顎の骨の状態です。
インプラントを埋め込むためには、顎の骨に十分な厚さや密度がなければいけません。
そうした顎の骨の状態を、レントゲンや歯科用CTを用いて調べていきます。
ちなみに、歯科用CTの特別な装置を用いれば、インプラント手術のシミュレーションを行うことができます。
インプラントをどこにどのような方向から埋め込めが良いのか、事前に知ることができるのです。
そうして、患者さんの顎に埋め込むインプラントの種類や本数などを決定し、治療計画を立案していきます。
この時に、インプラント治療全般に関する説明も患者さんに行います。

STEP2 人工歯根の埋入(インプラント手術)

診査と治療計画の立案が終わったら、いよいよインプラントを埋め込みます。
その際は、インプラントを埋め込む周辺に、局所麻酔をかけますので、痛みはほとんどありません。
インプラントの本体であるフィクスチャーは、チタン製でネジのような形をしています。
これを歯科用のドリルで顎の骨に埋め込むのが、インプラント手術の目的です。
手術といっても、それほど長い時間はかかりませんので、ご安心ください。

STEP3 治癒期間

インプラント体を埋め込んだら、一定期間、待たなければなりません。
これは、インプラント体が骨と結合するのに時間がかかるためです。
目安としては、だいたい6~24週間程度です。
これだけ治癒期間に開きがあるのは、患者さんの顎の骨の状態や、インプラントを埋め込んだ場所によっても、大きく差が出てしまうためです。
この治癒期間中は、基本的に仮歯を装着していますので、審美性を害されることはありません。

STEP4 人工歯の装着

インプラントと顎の骨が結合したら、上部構造である人工歯を装着します。
この人工歯が、普段、外から見えている部分です。
当院では、ITIインプラント技術によって人工歯を取りつけます。
もしも、手術が2回法で行われている場合は、この時点でもう一度手術が必要となります。
具体的には、1回目の手術で縫合した部分をもう一度開いて、インプラントの頭を表面に露出させます。
そこに、人工歯を取りつけるのです。

STEP5 メンテナンス

インプラント治療の終了後、インプラントを長持ちさせるためには適切なホームケアと定期的な検診が不可欠です。
先生の指示に従い、正しい歯磨きを心がけましょう。
そして定期的に健診を受け、インプラントの状態を先生に診てもらうことが大切です。
そうしたメンテナンスをきちんと行っていけば、インプラントの寿命も確実の延びていきます。

インプラントの料金

インプラント治療は、人工歯根の部分であるインプラント体と人工歯の部分である上部構造とで、別々に料金が発生します。
当院でインプラント治療を行った場合、インプラント体を1本埋め込むのに、おおよそ15~22万円程度かかります。
そして、上部構造の材料費と設置する処置に対しては、10~14万円程度の料金がかかります。
これらの料金は、インプラント体をどこに埋め込むのかや、上部構造にどういった材料を使用するかによっても大きく変わってきます。
ですから、治療に入る前の段階で、どの位の費用がかかるのかを提示させて頂きます。
その見積もりを踏まえて、インプラント治療を受けるかどうかを決めてみてはいかがでしょうか。

最新の歯科用CTを使用

当院では、最新の歯科用CTを使用して治療しております。
実は、インプラント治療の精度を高めるには、この最新の歯科用CTが欠かせません。
なぜなら、通常のレントゲンでは、顎の骨を正面から見ることはできるのですが、立体的に見ることはできないのです。
つまり、骨の奥行きや深さなどは、診査することができないのです。
けれども、歯科用CTを使用すれば、顎の骨の3次元の立体画像や断面図を得ることができます。
その際、どこに血管や神経が走っているのかなども確認することができるのです。
これは手術中に事故を起こさないためにも、とても大事なポイントと言えます。
そして、当院でも使用している最新鋭の歯科用CTであれば、インプラント手術のシミュレーションを行うことが可能です。
インプラントをどこにどのような方向から埋め込めが良いのか、事前に知ることができるのです。